妻の貌』/久慈

◆ 2010年8月1日(日) 久慈市文化会館・アンバーホール


原爆投下から65年。再び夏がやって来ました。被爆した自分の妻を、半世紀もの間、記録してきた広島在住の川本昭人監督。
「小型映画」と呼ばれた、家庭用の8mmフィルムの時代から、ビデオの時代を通過し、個人の記録がひとつの映画としてまとめられたものが『妻の貌』です。


岩手県では4箇所の上映が決まっていますが、その皮切りが久慈市の上映会でした。
116名の観客が集まり、静かに記録された一人の女性の生き様の中から、平和の重さや大切さを感じる時間となりました。


皆様から頂いた、感想をご紹介致します。











◆ 感想

  • 人の人生の重さを改めて感じた。
  • つらい。二度と戦争も原爆も落としてはいけないし、核兵器も作ってはいけない。長年苦しむ人を作ってはいけない。
  • 妻、嫁、母、姑、いろいろな顔を見せてもらえました。原爆が日常にあること。少し前の女性の生き様がよくあらわれていたと思います。
  • 静かで深い感じがした。
  • 日常生活の中に、原爆の影が写し出され、静かに平和を訴えている映画でした。家族の情愛の深さに胸を打たれました。
  • 毎日、生きているなかで、広島の原爆が出てくる。日常の中に広島がある。たいへん、おそろしい事だ。原爆は絶対に許せません。一日も早い廃絶を!!
  • 静かに静かに平和の尊さを訴えられた感じがします。自分たちの今の生活がどれだけ幸せか痛感しました。
  • 家族のきずなのたいせつさ、色々考えさせられ、自分も今、親の介護です。ありがとうございました。
  • 長い長い間の記録の確さに、胸がつまる思いでした。家族の絆を強く感じました。