『1000年の山古志』/北上市

◆ 2010年3月27日(土) 北上市交流センター・さくらホール


北上市文化交流センター・さくらホールの中ホールで開催された『1000年の山古志』上映会。東北地方では初上映となるこの日、昼の部と夜の部を合わせて400名を越える来場となりました。
地震から既に6年という歳月が流れていますが、復興までの歩みと山古志という地域の人々の力にたくさんの方が共感していきました。
ここでは、一部となりますが、お客様から寄せられた感想を御紹介致します。










◆ 感想

  • 観てよかった。日本人というより人間として、とても大事な心を改めて思い起こしました。ありがとうございました。
  • 苦しみや悲しみをのりこえ人間としての強さを見た思いでした。ぬるま湯につかっている私達は心と優しさの見直しが必要です。団結力、美しい人間の姿を見させて頂きました。ありがとうございました。
  • 日本の原風景と日本人の生き方をすばらしいと感じさせてくれる映画でした。忘れてはいけない心をありがとう。つつましく、まわりの人々と助け合って生きていこうというメッセージが伝わりました。若い世代に受けつがれていってほしいと思います。
  • 人間の力は、最大限限度がない。力を合わせて生きて行く姿がこの山古志の復活の力が現代、都市中央部に生活していると、実感がわかない。人生は、一つの信念に立ち向かう気力が、人間を進化させると思います。感動のドキュメントと感じました。素晴らしいカメラワーク。
  • 山の友に誘われでかけて来ました。が、その人はドタキャン!!しかたなく妻と見に来たら、おむかいに住んでいるご夫婦も来ていました。「きびしい自然風土の中で日本人は生きて来た」不便な里山に戻る理由(ワケ)を知ることができました。父母もつれて来てみたかったです。
  • 復興にかけた力の源泉ってなんだろうと考えながらずっとみていました。自分が彼らの立場に立たされた時どうするのかとか本当に考えさせられました。現実をうけ入れる勇気と未来を夢みる気持ちが強く本当の力を感じました。ドキュメンタリーの成せる映画です。
  • 住民の明るさと、たくましさに感動の一言です。
  • 自然に恵まれた故郷。その中でともに生きようとする、生きている人々の姿に感動しました。人の絆、故郷を我々も大切にし、生きて行きたいものです。息子(東洋大学時代)が震災後ボランティアで復興の手伝いに参加しました。
  • 第2波(地震)の時、新潟旅行中。その後復興中、隋道が通過出来ない時、山腹工事等、最もさかんな工事を見、再度復興したときに(2度目の山古志)感動した。どのような経過をたどり、回復したのか見たくて来た。この映画で山古志は3度目となる。4度目、また自動車で寄ってみたくなりました。是非行きます。
  • 言葉ではとても言えないほど、すごく心がうたれております。まず、この製作に深く感謝しています。日本の心の大事な面を(宝を)(ふるさとを)(人とのつながりを)強く感じました。どんなにひどい目にあっても、人として生きるため、一生懸命な姿…とても心うたれ、今、忘れさられているこの大事な心(姿)を、日本に、世界にとても必要なものだと更に心に強く思った映画でした。記録映画の大事さを強く考えさせられました。