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記録映画『いのちの作法』から6年。およそ10年の間、
沢内村とつながり続けてきた都鳥伸也監督、都鳥拓也カメラマンの贈る最新作!

増田進先生と私たちの出会いは2005年10月のこと。日本初の老人医療費の無料化や乳児死亡率ゼロで有名な、岩手県旧沢内村(現・西和賀町)の現在を記録した『いのちの作法』というドキュメンタリー映画の製作で田老病院を訪れたときでした。いつでも患者さんを尊重し、対話と触診を中心とした心のこもった医療を行っている先生の姿に大きな感銘を受けたことを今でもよく覚えています。
それから6年後の2011年、私たちは西和賀町にある緑陰診療所に入りました。増田先生の姿をドキュメンタリー映画として残したいと考えたからです。
今、書店を見ると医療否定本があふれています。その数を見ると、ここまで医療というものが信じられない時代になったのか、と驚くばかりです。
これは、儲け第一の医師や製薬会社、医療機器メーカーなどは、保険点数を増やすための重複診療や無駄な検査などで儲けを出そうとしていることが原因と言われていますが、それはごく限られた人たちです。

私自身は必ずしも、医師がすべて否定されるような状況ではないと信じていますし、親身になって患者さんのことを見てくれる医師が何人もいることを知っています。そんな中、増田先生は緑陰診療所を開業し、患者さんと向き合う医療を行っています。先生は現在、制度の縛りから離れるため自由診療という形を取っていますが、けして保険制度そのものを否定しているわけではありません。
皆保険制度のある日本では、必要な薬、治療は安全性・有効性を検証したうえで保険適用し、所得や資産によって受けられない自由診療から保険診療にすることが国民の受療権を保障することが重要であることは認め、隣町の雫石診療所(町立)では保険を使い、医療に従事しています。

患者さんの言葉に耳を傾け、身体に手を触れ、対話し、ともに生きることを大切にする先生の姿は、映画を通して、医療の良さ、本質を伝えてくれるものと信じています。

この映画は、増田先生の医療技術の素晴らしさを描いた作品ではなく、患者さんと向き合い、時には苦悩する人間としての理念を描いた“こころ”の映画です。
「やさしさ」が失われている現代にこの映画が伝えるものは大きいでしょう。
そして、この映画が、親身になって患者さんのことを考えながら、医療に従事している方々にと患者さんをつなぐ指針になってくれることを願っています。

都鳥伸也『増田 進 患者さんと生きる』監督)

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