上映会リポート

2024年12月21日(土) 岩手県北上市 北上上映会

2024年12月21日、北上市文化交流センター さくらホール feat. ツガワにて映画『時の伝え人』の北上上映会が開催されました。
映画完成後、初の一般公開となる本上映会には、映画の主人公である鈴木基之さんも駆けつけ、都鳥伸也監督とのアフタートークも行いました。
また、会場ロビーでは鈴木基之さんが作成した、戦没者遺骨収集の写真パネルの展示も行い、映画の中に登場する写真パネルの実物を来場された皆様にご覧いただくことができました。
映画上映前から熱心にパネルを見る方も多く、上映後には再度、パネルを見ていく方も多数いました。
午前の部、午後の部の2回上映で約300名の皆様が来場され、上映会は成功に終わることができました。
ここで、上映会で寄せられたアンケートをご紹介します。

鑑賞された方々のご感想

戦争を知らない世代の監督や製作陣は大変貴重な、大袈裟に言えば天から使わされた方々ではないかと思いました。戦争という大変な出来 事は、代々語り継がれていかないと、すぐ歴史上の「出来事」になってしまいます。今回のように数世代をへた方々が携わり、製作なさったということが、私にとってはとても大きな意味に思えました。(70歳代)

・鈴木さんの言葉がとても心に響きました「単純なことが・・・」
・知ろうとすること、伝えて行くということの大切さを強く感じました。
・国のせい、誰かのせいにすることなく。すべて自分ごととしてとらえ、実践し、伝えていこうと思いました。
・敬老観音像にあるメッセージに心打たれました。(50歳代)

遺骨が数百万も戻ってきていない、戦地にそのまま置き去りになっている事に、とても驚 きました。とても大事なこと、知ることが大事なことがとても大切なことと思いました。みんなにもっと観てもらいたいと思いました。映画にしてもらえて良かったと思います。何回でも観れます。(60歳代)

戦争を知らない世代です。自分から知ろうという意識がなければ戦争の事実に触れることがなく過ごしてきました。戦争の現実をそのまま伝えてくださり有り難うございます。ナレーションがなかったとのこと、上映後に気づきました。自分の気持ちとじっくり向き合 いながら見ることができました。(音が全くないシーンもとても印象的で様々な事を考えさせられました。)今日の映画について中学生の娘にも伝え話題としたいと思います。私の周りの人にも伝えていきます。平和に繋がりますように。最後の詩、大変心を打ち、涙が止まりませんでした。(50歳代)

映画を観て一番思ったのは個人の名で召集されたのに、戦死すると、特に戦地で亡くなると 戦没者として名もない人になるという点でした。人間はどの様な人でも1人の人間として、それぞれに尊厳があり、権利があると人権教育で認められているのに、日本の歴史という貴重な材料を活かせず本物の人権が育たないこと、何とかしたいと思っていました。そして今、きな臭い時勢に焦りを感じていました。今日、この映画を見ることができ、個人の幸福と戦争は真逆であることを伝えていく必要を強く感じ、身近なこととつなげていこうと思いました。いい映画を作っていただき、ありがとうございました。上映会につなげたいと思います。(60歳代)