映画製作に寄せて
タイトル名も編集過程で若い世代の監督さん達が決めた。森町、熱海、磐田のパネル展会場、そして戦争ポスターに関し長野阿智村へも足を運び、各写真提供者のお宅へと、時間をかけて取材を重ねる中で、パネル展活動の本筋を見極めていただいた想いです。初めて客観的に深掘りし考えだされたタイトルです。活動内容の理解を深めていただき、真意が伝わった喜びで大満足です。自分を省み整理する上でも大変有効であり、光栄なことでもあり、過分な映画になったと感謝しております。
鈴木 基之(「生きたくても生きられなかったいのちの写真パネル展」主催者)
武器をもたない、戦わないそんな地球にしたい!
鈴木基之さんがしている写真パネル展 は、第二次世界大戦に起こった非常に貴重な歴史的資料であると同時に、忘れてはいけない記録です。国は都合の悪い事は、おおやけにしない。そういう意味では、長野のポスターも同じです。そして、私達に、鈴木さんのドキュ メンタリー映画は、人間同士が、どんな理由があっても殺しあってはいけない事を教えてくれています。
芳賀 庸子(本作企画者)