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私が少女轢殺の写真を見たのは20代でした。あの衝撃は忘れられません。沖縄の人びとが米軍占領下、人権を踏みにじられ命を虫けらのように扱われていた象徴的な現実を全国民に知らせる写真でした。私が沖縄に関心を向けたきっかけになった写真です。あれから、半世紀以上過ぎた沖縄の現実はなにも変わっていません。いま、沖縄で起こっている事を知る上で米軍占領下で何が起こっていたのかを知ることが大切です。

森住 卓(フォトジャーナリスト

嬉野京子さんのあの有名な少女の写真。不覚にも、祖国復帰運動の行進のさなかで、米軍に轢き殺された場に遭遇したとき撮られたことを忘れていた。今回、都鳥伸也・拓也の兄弟は、嬉野さんの沖縄取材の半世紀をたどり、見つめ直した。映画の中で、嬉野さんの写真の数々が、ぐいと立ち上がり、われわれにこれでよいのかと厳しく迫る。いまの沖縄がどのように作られ、どこに向かうのかを考える上で必見の、まっすぐな映画だと思う。

永田 浩三(ジャーナリスト・武蔵大学教授

若い監督が「沖縄」に挑戦することは、有難く、楽しみでもあります。
それは、沖縄の歴史を、新しい視点、新しい感覚で見せてくれるからです。
次々と発表される「沖縄」の記録映画の世界をさらに豊かにしてくれるでしょう。

謝名元 慶福(劇作家・映画監督

沖縄は復帰後も常にたたかいの歴史でした。米軍に土地を奪われ、命を脅かされ、常に危険にさらされている沖縄。復帰45年の節目に完成する「OKINAWA1965」で沖縄のたたかいの歴史を学びなおし「米軍は沖縄から日本から出ていけ!」「9条守れ!」の声をあげ続けていきたいと思います。命と向き合うことを大切に撮り続けてきたみなさんを応援していますし、若い感性で表現する沖縄を期待しています。

木原 秀子東京母親大会連絡会委員長