東日本大震災に伴う、『希望のシグナル』製作状況についてのお知らせ

平成23年3月11日(金)に発生した東日本大震災は東北地方を中心に多くの方々にたくさんの被害を与えました。本作品を製作するロングラン・映像メディア事業部(所在地・岩手県北上市)も業務が停止状態となっておりましたが、新年度を迎える4月1日(金)より、無事、通常どおりの業務運営を再開することが出来ました。


また、記録映画『希望のシグナル』は3月28日(月)から撮影を再開しております。
映画の完成時期がずれる可能性も考えられましたが、現時点では当初の予定通り。2012年初頭の公開に向けて動いています。


2010年から2011年の1年間の秋田県で行われている自殺対策活動の記録として撮影を進めて参りましたが、この大震災がその中で起こりました。
岩手県・宮城県・福島県という同じ東北地方の自治体が多大な被害を受け、秋田で活動する方々も被災者の方々への活動を始めています。


自殺対策の映画としては、この部分を取り入れることはテーマや題材に影響があるのですが、製作する私たち自身も被災地がある岩手県に住むものとして、外すことは出来ない問題です。


秋田の方々が被災者に向けて、どんな活動を展開するのかはまだ分かりません。
しかし、映画にその兆しまで織り込むことが出来ればと考えております。


これからも撮影・製作に尽力して参ります。
皆様の応援、どうぞよろしくお願い致します。


最後に、この度の震災の被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。まだまだ厳しい状況下にいらっしゃる方々のご無事を心よりお祈り致します。

『希望のシグナル』 監督/都鳥伸也 製作・撮影/都鳥拓也
『希望のシグナル』サポーターズ・クラブ 代表/打田内裕子